さばかりの事

メンタル弱めな喪女大生の記録

恋は麻薬かもしれない

今日も引き続き私気持ち悪い

今日も昨日と同じ作業をしてきた。
今度は割と彼女の近くで。

黙って紐を通す。
すると私の好きなアニメ作品の話題になった。
彼女は、よく考えてみたら私にわかだと言った。それは私が一緒にその作品のゲームやろうとかいいながら結局は1度もやらなかったことに起因する。だからよく知らないと。

私は会話に加わらず黙って作業の手を動かした。
そのうちに彼等の会話が気になって集中出来なくなる。

彼女が「休みなよ、作業効率悪くなるよ」と私に言った。
あなたの話し声、姿が精神衛生上とても悪かっただけだ。

私は昨日、金欠な私に「大学寄るからお茶くらいなら奢るよ」と友人に言われて断ったのを思い出し、昼休憩に連絡。
運よく友人は近くにまだいた。
割と人目につかない校内施設でほんの10分だか話した。

結局、彼女は私が釣り合うような友人ではなかったのだとしみじみ感じたと話した。

午後から先輩がイヤホンで音楽聞き出したので、真似させて頂いた。先輩には遠く及ばないものの、集中して作業することが出来た。

イヤホンするといいのは、人の話し声が聞こえないからだ。また、普段から音楽聞いて何かやってる(これを打ってる今も)人間としては何も聞かず作業してる方が不自然なのである。何もせずやれば聴覚が敏感に働く。聞き流せる聞き慣れたものの方がいい。

ああいうの普段の癖が出るよなと。因みに彼女はソシャゲしながらやってたので、ゲームしながら課題やってたの思い出した。当然、手はそれ程進まない訳で。

ま、それは置いといて、
帰り際、話し最中で私の故郷の酒の銘柄の話が出た。親がそれを欲しがってるという後輩に冗談で地元で普通に売ってるがやらねーぞと言う。すかさず、彼女が「私それ貰ったことある」と。

心臓が持たねぇよ。
あのころの私を、2人の関係を外に漏らさないでよ。
今考えりゃ、当時周りの人間が二人の友好関係を見知って認知していたよりもきっと深く関わりすぎた。だって、相手のへそくりの場所知ってんだぞ。
半同棲みたいな感じだったんだぞ。
あんたが認知したのが遅かっただけで、彼氏になりたかったんだよ。
貴女の1番になりたかったんだよ。
私の1番であったように。

そんな、あん時の私はどうかしていた。
じゃなきゃ実家から20歳の女が一升瓶担いで行くものか。

話を戻すと、そのヒヤッとした発言のあと違う後輩が私にぼそりと日本酒苦手なんですよね、と言ってきた。
私が押しかけていたあの頃、コップで日本酒飲む彼女に合わせてちみりちみりと呑んだ酒の味は私の口に合わなかった。が無理して飲んでいた。
「私も苦手なんだ」と後輩に言ったが、あの小声は彼女の耳に届いたのだろうか。

恋は麻薬かもしれない。
恋をすれば普段しない行動を取り、束の間幸福の絶頂にたたされるが、それ故に苦しみ悶え、ボロボロになって終わる。
しかし非常に酷い目にあっても、相手を求めてしまう。
どっかの落伍者が「恋は人生の花。この他に人生に花はない」と書いたらしいがその通りかもしれない。

帰り、退校時間にも関わらずダラダラとあるくサークルの人達を後ろにちらちら見て歩く。その隣に彼女がいた。
私は思わず、「校門出てから話そうよ、皆」と後ろの群衆には聞こえないが近くにいる人間には聞こえる声量で言った。

彼女が何か言った。私の癖で意もしない人の発言は読み取れない。
だが、何かどこか驚いた感じがしたような気がする。
その後、彼女は後ろを振り向いた私の前を歩いていった。

もしかしたら、「校門出てから話そうよ」に引っかかったのかもしれない。
今日、作業中の最低必要限の会話しかしてない。だからなのか。

彼女が私のことをどう思ってるのか。考えると怖いが。
私は貴女が怖く感じるよ。そしてどこかで尊敬しながら軽蔑しているよ。そして貴女の姿や声が怖くて、それでも苦しくてそれでどこか身体が懐かしがっているよ。
ごめんなさい、と何度も言いたかったよ。

貴女のやるか、に元気よくウィッスと返事すると嬉しい心地がするし、ダラダラ歩くサークルの群衆と離れて先に時間を気にしてふたりして歩くのは、どこか考えは似ているのだと感じているよ。
ただ、私が受け入れきれないように貴女も私を受け入れきれなかったし、貴女が私を受け入れきれないように貴女を受け入れきれないんだよ。

もともと、価値観が違い過ぎた。
貴女が私に付き合い切れないと感じたように、私だって貴女と付き合い切れないと感じていたんだよ。
貴女のことなら、大半のことは許せたんだ。だけど、許せなくなった。

恋は奪い合うもので、愛は与え合うものだと、どこかのギター持った初老は歌うが、私は与えできたつもりだったのが本当は奪いまくっていた、それに気づかなかったんだ。

貴女とこんな気不味い感じになってから私は自分の好きな酒を見つけたよ。
角ハイうめぇよ。
こんな私を貴女は軟弱だと笑うだろうな。あん時一緒に笑ったように。

昨日、まどマギのpixiv解説見て思ったんだよ。あの日に間違いも正解もなかった。歴史にifなんてないように。

校門出る前に、スマホ見てて閉じた門に気づかずに直前で迂回した貴女を見て思ったよ。変わってねぇなと。
やっぱ友人と正反対の性格だと、母親に虐げられるとああなるのかと。

成人式過ぎてばっさりと切った髪の毛に、出家して藤壺を見た光源氏の悲しみを知ったあの日を、首の見える短い髪を見て思い出したよ。

ほんと、路上。