さばかりの事

メンタル弱めな喪女新社会人の記録

もしも神が死んだら。

物騒なタイトルでごめんね。てか、死ぬって言葉強いよね。こんな文字列に引き寄せられないようにしようね、強い言葉を使わなくてもいいものはいっぱいあるからね(自戒)

 

学校から出された宿題でまた鬱々としてるから気分転換に書かせてください。

私にとっての神様

 この世界には人間を神とあがめる世界線がある。

先週、とある海辺の観光地の賑わう魚屋で「いらっしゃいませ。お客様は神様です」と張り紙があった。本当にこんな標語を張り出すところがあるのかと驚き気味に見た。

こんな風に人は生きた人間、恵みをくださるものを「神様」と呼ぶことがある。

これに当てはめて考えると私の場合の神様は家族である。

だったら働けとも思うのだがなんだかんだバイトの収入よりも祖母や父にたかった方がいいのである。ごろごろしてるだけで貰えるし、いい家族でいるというのはいいバイトだと思う。実際働く並に涙を流すことになるし。

 

私は基本的に家族の為に生きているといっても過言じゃない。

何度も言うが私の兄弟が死んで両親は何よりも残りの一人の子供である私の死を何より恐れている。だからこれほどに私を小遣いという恵みをくれるのだろうし、過保護なのだと思う。時々、農家の長男ってこんな感じなんだろうかと思うときがある。

偏見ですな。うん

 

で、話はここ数日に戻る。

意味のない自己分析

学校の課題で就活準備をしている。私は今の学校を卒業した後は家の自営業に入ることが定められている。そのために学校に行っている。だから就職先は決まってる。だがやれと言われてるしもう一つの母校なんて絶対行きたくないしじゃあやりますかとやっている。

実際私がこうやって就活に向けた準備の一環の自己分析をやるのは二回目だ。

まぁあの時もたいして家に入るのか就職するのかでぐらぐらと揺れていたものだからまともにしていない。

自己分析なんて自分の過去を並べて自分がどんな生き物か知るだけの作業だが、だいたいこのブログと同じような状況に陥る。楽しかったこと、嬉しかったこと、つらかったこと、がんばったこと。大体素直に書けば家庭環境がずっと苦しかったという記憶とそれに対して良く生き延びたなという感想しかない。

掘り下げればつくることが好きで入賞したとか様々あるがそれも採点する側に回って業界の闇を見てトラウマが開きかけて12年続けてきて生きてる半分以上やってたことが嫌いになりかけたってこともある。まぁつらい。確実にあの状況、当時ちゃんとお医者さん言ってたらドクターストップかかってたよ。

そんなもんだから、こういう状況でどう動いたかなんて「つらいけど生きてた」って感想しかないんだよ。

生きてるだけで褒めてくれよ。

被害者で加害者だった自分がしたことの罪を自覚してしまえば自分がどんな酷い事をしたか分かる、死にたくなるよ。それでもその時病気になって、軽く兄の直接的な死因と同じ出血で死にかけて「それでも死にたくない」って思ったからここにいる。生きてる。相変わらず口からは油断すると死にたいって言っちゃうけど。親の前で言わないよ

うには努力してる。

 

そんなんだから、なんとなく人間は怖いし、既に死んだ人間しかいない歴史が好きだったし、自殺未遂したり死にたかった経験をした人間が優しくて歴史が好きなんだ。

でも彼らは生きた。何だかんだ皆寿命まで生きてる。寧ろ当時じゃ長生きし過ぎだ。まぁ、一部死んじゃった人もいるがそれはそれだ。だって人間早かれ遅かれ死ぬし。

でも、死にたくないのが人間だと思う。

今日は私が敬愛した若山牧水の誕生日です。推しの死因が大抵皆お酒って、ガチのアルコール依存症が親のアダルトチルドレンの私が言うと笑えないけどね。

牧水先生はそこまで暴れないアルコール依存症だから好き。

牧水先生も若い頃は死のうとしてた時期があるから好きだよ。まぁ、だからアル中なんだけどさ。人生つらいよな。いや本当に彼の場合、このブログ始めた後に知って好きになってその時の気持ちが痛いほどわかって好きになったんだよ。

実際、自分が酒で失敗したのあの子がらみだしね。ほんと亡霊じゃないけどさ、卒業式の着付けヘアメイクで真正面向かい側ってどんな業を積んだというんだ。

 

tanato46.hatenablog.com

 あの日飲んだ酒の量を後日、換算したら純アルコール量115gだったよ、抜けるまで29時間だったよ。そら吐くよ。翌日一日死にかけてたわ。ていうか過去記事読んだら気持ち悪いよ。馬鹿なの

そんな牧水先生も一時期、夢に奔るか家業を継ぐかで悩んだ時期がありました。

大正元年(明治45年)。『死か芸術か』http://j-texts.com/kindai/bokusui/shikagei.html

失恋して泥沼に関係を続け、酒に沈み、友の死を見て、その父の姿を見て。

夜の街に友づてに知り合い、「今は実際みんなお先真暗でござんすよ」と初めて二人で話したのが明治44年2月3日。その彼が友の原稿を金に換え友の為に薬を買ったが殆ど減っていない死を看取ったのが翌年の4月13日。葬式の準備をしたが結局心労を思い出席しなかった。一か月も経たずに妻と子を続けて亡くした友の父と過ごした一晩と、その明け方に見た庭の白い八重桜。友が死んでいったその時に、友の娘が花びらで遊んでいた八重桜。その一か月もせずに彼は結婚したが、七月には実家の父の危篤に呼び出され

家族親戚には家業を迫られるような向かい合っての無言の日々。

そんな彼の父も確か酒がらみで亡くなったという記憶がある。正確じゃないけど、多分だけど。そんな彼が生まれた今日は愛酒の日である。

確か去年は実習先から東京に行くまでもなく上野駅から新潟に帰った記憶がある。その帰りの電車の中でゼミ仲間と酒飲んでた。まぁ五日禁酒したんだしと。ゼミ仲間の彼女たちを引かせてた。新幹線で寝過ごさなかったの褒めて欲しい。多分翌日が音楽と髭たちでそれでとんぼ返りした。馬鹿なの。あ、今年も行くよ。何だかんだこのブログで一番読まれるの音髭だからね。まぁ、あれも親孝行の一つだけどね。

 

で、話を自己分析に戻そう。

 

虚無主義

「神は死んだ」と言ったのはニーチェ先生である。

ここでいう、神はキリストである。日本のホンワカな八百万の神々じゃない。

神様仏様と頼むあれではなく、懺悔して許してもらう神だ。

日本人の信仰心で「神は死んだ」っていうとなんか滅茶苦茶語弊があるのであの言い方はどうかと思うが。

まぁ、要はこの世の真理なんて信じてるものなんて全部偽物だぞっていうことに等しい。故に超人になりなさいと。

未だにキリスト教圏って世界は全能の神が作ったものと信じる人はたくさんいる。それこそ科学なんかなかった頃は神が作った世界だってことになってた。

それを彼はんなもんじゃないって神はいねぇんだよって否定をした。因みに彼によっても仏も殺されているらしい。俺も例外じゃないな。

 

私の指針は家族であると前述した。それこそ厭世主義にも近い。

憎んでいる人がいるということは、憎んでいる人に生かされているとも言っていい。その人はもう自分の一部で尚更憎くなる。

前記事で自分はアイデンティティが何回か否定されてきたといった。まぁ皆多かれ少なかれ子供の頃の自分が信じていたものと大人の頃に信じていたものは違うと思う。

 

tanato46.hatenablog.com

 じゃあさ、その指針となる家族が死んだあとは自分は何を指針、いいや何に縋って生きて行けばいいんだ。

 

自己分析の中で自分の価値観が「積極的虚無主義」だと思った時に、その事実に対峙して親の死んだ先が何も見えなくなった。多分この不安が去年投げやりに就職しようとした部分に関わっている。

自分はたいして結婚する気は無いし、ましてや子供は産みたかないし。

消えたいし。いやそれが無理だから生きてる。足掻いてる。

多分、うちの父親は生涯現役な人間だと母は言う。

でもじゃあ父が死んだら会社はどうなるんだ。父がワンマンなわけだし、春日局はいないし。そしたらうちってどうなるんだ。滅茶苦茶めんどくさそうだ。

ていうか、私どうなるんだ。ある種、うちって自転車操業なわけで。

その額は莫大なわけで。そこまで私うちの仕事好きじゃないし、興味が無いしものつくるのは面白いと思うけどクソ文系だぞ。父以外会社の全体像把握できてないからって実子のクソ文系ぶち込むの、私の過剰評価じゃないのか。

意味わかんねぇし。ぼんやりとした不安に殺されそう。

でも、自立なんて出来てるんなら自殺が出来てるんならとっくの昔にやれてるわけで。

え、俺が超人になれる時なんて来るの。ねぇ。神が死んだ後にそんな日が来るの。

でも、死ぬのはこわいしな。でも今やってること全然頭に入んねぇんだよな。入るとこ間違えたかな、とか思うけどさ。なんかあのこっちの先生が人徳者だったんだよ。自分を受け入れてくれたし話通じそうだなぁと思ったんだよ。私を否定しなかったんだよ。いや自分が甘ちゃんなだけなんだがよ。

 

え、頑張るしかないの。なぁ。意味わかんねぇよ、文系に極振りした結果がこれだよ。

文系なんか馬鹿にされるだけだがさ、いや、人間は理系に生きるから死なないのかもなぁ。まぁ、そんな理系が頭がいいゆえにぼんぼん殺されに行ったのが戦争なんだろうけどさ。

何か知らんが毎日父親が母校の工業高校から神風特攻に人が行ったことで、世代も全く違うのに自分と重ね合わせてつらい。何かしらに引っかかって出兵しなかった母の父にいちゃもんつけて母親にモラハラしてつらい。いや、あんたの父親その時、座布団被って一目散に逃げだしたやろ家財道具も持たずにって先程自分で父に怒ってませんでしたか。そんな家族が戦争状態なその頃、文系は何故戦争になったか考えてたってさ。

結局自分は人殺しの力を秘めた文明の機器で生きてるわけで。そういうの時々考える。インターネットが開発されたから、こうしてパソコンカタカタ出来るわけで。死にたくないと怯えるわけで。死にたくないと零すことが出来るわけで。

 

tanato46.hatenablog.com

 この時真面目にノイローゼになったからね。

 

話通じないって怖いからね。話通じない人類がこの世じゃ一番怖いわ。

尚更、それが愛してた人間ってのはつらいわ。私はキャバ嬢じゃないわ。あのお仕事本当にすごいわ。ってか世の中の人間皆偉いわ。だから私も褒めてください。生きてて偉いって。参加賞のPV見ると頭と喉がキュウってして見れないよ。(面前DV被害者虐待被害者の人閲覧注意だよ)


それでも世界が続くなら「参加賞」

 

もしも神が死んだら、私は生きていけるのだろうか。超人になれるのだろうか。

 

 

自由に捕らわれる

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