さばかりの事

メンタル弱めな喪女新社会人の記録

コロナ禍下、お元気ですか

※この記事は大体2020年の四月中に書いたものです。

相変わらず怠惰に毎日を、学生時代の休みを怠惰に消費している。

どうやら生きているようだ、まだ今のところは。

 

ところでここ一か月、このブログを非公開にしていた。

tanato46.hatenablog.com

前回はざっくばらんにいうと、東京から地元に強制送還させられる前の話だった。

それで何で非公開にしていたかというと、もしあの時点(2月末)で新型コロナウイルスを罹患していた場合、田舎に帰って発生源になってしまう恐れがあったのと、もしそうでなくても叩かれそうだと思ったからだった。四月初旬、学生たちが帰省するのを方々から叩かれるようになって、まだ二月末で帰ってから二週間家に引きこもりしていた自分はこのブログ非公開を解いても大丈夫かなと思ったのである。まぁ、こんなブログ読んでるのは相当な暇人ではある。ステイホームのお供になぞとは大それたことは言えないが読んでやって欲しい。私はここに生きている。まだ。

 

強制送還

2020年3月1日、関越道を通って両親が東京のアパートにやってきた。

アパートに入ると思っていなかったので生ごみを捨てただけの汚部屋を見られた。

おそらく今後一生、ゴミ屋敷に住んでいる母方の叔母の血のことを言われる。

20代喪女のワンルームがゴミがゴミとして存在している状態と60代の一軒家がゴミも物も風雨にさらされ土に還りかかっている状態のゴミ屋敷を同列にするのもどうかと思う。

 

今現在。自粛も、そろそろ心が限界

元来、私は内向性の極致にいる。最近、INFPと思ってたのが、INFJの線がある気もしてきた。多分、INFPだろうが。今度ブログのテーマで語ろうか。

てか、うるせぇ、実家で今二階の自室でこれを打ってるんだけど、一階の父親の声が二階のここまで届いている。めちゃくちゃでかい。女王蜂流して中和している。HBD、まんまウチ。

正直、消化器系に響く。

話を元に戻す。元来、私は内向性の極致にいる人間である。引きこもりなんぞは当たり前にできる。無駄に大学四年間バイトもあまりせなんで引きこもっていたわけじゃない。こういう時にこういう性格は役に立つと思った。

但し、そろそろ限界だ。

というのも、実家には家族がいる。

ここまでのブログを読み返すのも面倒だろうから、割愛して申し上げると我が家の環境は最悪である。まぁ、詳しく知りたいなら以下を読め。

 

そもそも祖父母が機能不全家族だったお陰で歪んだまま成長した瞬間湯沸かし器の父と、アル中もどきの祖父(私はあまり母方の祖父のことを知らない。母が話したがらない。ただ、うちと違って娘に手をあげることはなかったとは言ってる。市内だが生前は一度しか会ってない)と人形好きの(叔母さんのゴミ屋敷掃除させてもらった時、滅茶苦茶怖かった)少し変わった祖母の間に生まれた母が結婚して生まれたのが、先天性の三小弁弁膜症を持って生まれた兄である。要は、御涙頂戴番組でよく出てくる心臓の病気って奴だ。二週間の命と言われた兄だが奇跡は起きるものである。14、5年生きた。手術が失敗して数年、植物状態だったが何かのはずみで大量出血。最期は父が延命治療をとめた。

私はよく分からない。私はその代わりとして兄が七歳の時に生まれた。ひな祭りの日に帝王切開で生まれた、女の子だった。そして私が八歳の時、地震によっていつ壊れるかもしれない家で、兄の葬式を執り行った。ひな祭りの日だった。

それから、15年、兄が生きた歳月を過ぎて尚、私の誕生日は誕生日であって誕生日ではない。

 「愛してるけど大好きではない」

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 計算してみて笑ってしまった。こんなことを14回も繰り返しているなんて。

この日本で何人、誕生日が泣く日の人がいるんだろう。その人たち、私は味方だよ。

 

まぁ、ざっとそんなお家だ。

要は、機能不全家族なのである。事実、父はアル中だ。

父は酒を浴びるほど飲まねば、怒鳴り散らしてうっぷんを晴らさなければ眠れない、私はいつも夜一時過ぎにようやく解放される。しかしながら、母もまた夜一時過ぎに解放されるのだが、私の部屋で寝ている。というのも、母の部屋で寝てるとイビキが響いて、父が起き母が水をかけられたり携帯を折られたりする。

母がDVにあうのと、昼間寝れる私の夜の睡眠を天秤にかけたら、勿論母がDVにあわない方をとる。迷いなく。ならば一階の居間で私か母のどちらかが寝ればいいだろうと思うが、そもそも我が家に居間なんてものは存在しない。リビングなにそれおいしいの。あれはただ寛ぐのではなく、飯を食う部屋だ。故にかくまえて誰も何も言わないのが私の部屋だ。

しかし、私は再度くどいが内向性の極致の人間だ。私の飼い方に“なるべく一人にしてあげてください”と書いてkindleあたりに置いておきたいくらい。プライバシーとは何ぞや。母も腐女子だがお互いの趣向がお互いに地雷なので性癖ノータッチだけど、時々流れ弾が来るんだよ。私はリアルおっさんの汚いアナルソロプレイも嗜めるが、母は『きのう何食べた』の実写ドラマのCMで既に「気持ち悪い」って口に出すんだよ。そんなだから、娘が性自認に疑念を抱いてるとか、左ピアスあけてみたいともいえないんだよ。

そもそも、人の気配があると眠りが極浅である。三時くらいに起きる。

今はなんとか耳栓を深く差し込み対応してはいるが、母のイビキは空間自体を震わせる。耳栓したところで頭蓋骨からダイレクトに来る。骨伝導イヤフォンか。

そもそも私は睡眠時間は九時間無いとまともに動けない人間なので、午前中は八時に飯を食わされた後、寝ている。活動は昼二時からだ。祖母に飯を付き合い、そこからまた五時頃祖母のお茶に付き合い、その後夕飯づくりで要領が悪いので気が付くと七時近く、お風呂に入って台所を母に交代し八時、父の帰りを待つ。仏壇と神棚に今日はよろしくお願いしますとお参りして、お腹が極限に空いて夜十時飯を食う。私の脇で二階まで響く声で話す父。いつ瞬間湯沸かし器になるか内心びくびくしている。そして酒が進んでいき、夜12時近く。今頃に至る。

 

もともと長期休暇は私はアルバイトで家族ごっこで生計を立てているようなものだったので、いつもそんな感じだ。

しかし、いつもは長くて一か月。

 

今回はそれがいつまで続くか分からない。

ていうか、今の学校卒業後にこの家族と死ぬまで暮らすのか、という果てしない事実を突きつけられてそれがコロナ終息後も続くことに絶望しかけている。

そもそも始まりは大学四年の冬で、一般企業に就職しようとしたところ、父にキレられ、家業をゆくゆくは継ぐために今の専門学校に通っている。母を人質に。

二年もあればババアの寿命の方が先に消えかけるのを目論んでの時間稼ぎではあったのだが、ご長寿大国長野県の血を舐めてはいけなかった。足腰はボロボロでも性格は最悪なまま、口だけは達者だし、善意が全て悪意で返ってくる。こっちは不特定多数が利用している診療所併設のリハビリ施設なんて、コロナを疑う第一段階で発熱患者が来そうなところだから当分非常事態宣言が落ち着くまでリハビリ行くなって言ってるだけなんだけども「そんなに私が憎いのか」と返って来た。最近、いやもっと前からだけど、話が通じない。そもそも、あの人は全てを悪意として発しているから、私たちの言動も悪意として受け取るのかもしれない。この世界には、日本語が通じない人間が確実に存在するのだ。マスク売ってるところ及び全ての労働者の方々、お疲れ様でございます。本当にありがとうございます。医療従事者の方々も自分が罹患するリスク、差別されるリスクを負ってまで現場で頑張ってくださって頭が下がる思いです。本当にありがとうございます。

 

そんなわけで、こんな家からぐるぐるとどうしたらいいか考えて吐き出すためにおよそ一か月半ぶりにこのブログを書いているのである。