さばかりの事

メンタル弱めな喪女新社会人の記録

つちのこに出会った話

(彼に公開許可取れたので再うpしました)

 (※この記事は2020年九月頃に書いたものです。多少不適切なところがあります。UMAのつちのこは出てきませんあしからず)

 

 

私には今、気になる人がいる。

 



彼はここのURL知ってるけど、おそらく見ていないんじゃないかと思う。だからここで告白的に言わさせてもらいたいと今回は思うのだ。

すぐに誰かを理想化するメンヘラで依存気味な私に比べ、話を聞くと彼は人生の中で恋をしたことがないのだという。だから、これが恋なのかはお互い分からない。
そもそも恋愛的に彼は魅力的なのかも分からない。ただ時々、彼の口から出る言葉に馬鹿じゃないのと思いながら満更でもないという感じがする。

所謂、若い燕。平塚らいてふ的に言わせてもらえばそうなる。らいてふが女の尾竹紅吉を愛する気持ちも少しわかる。事実、尾竹紅吉を見た時には驚いた。昔大切だった人によく似ている。彼女は綺麗だ。

 

それは置いといて、

わたしは普段、専門学校で四つ年下の男の子たちと接している。そうすると、自分がおばさんに見えてくる(老婆心が芽生えてくる)のだが、それよりももう一つ年下の件の彼はひどくおじさん地味ている。

ものすごくおじさん構文を使っているのだ。今時の若い子が使うような文章じゃないんだよ。え、なにそれおじさん構文アプリからコピペしましたか?みたいなね。

 

だから、TwitterのバーチャルVツイ界隈の海で彼に出会った時、おじさん構文の呟きを見て年齢を知らない彼のことを、少しかわいそうな人だと思った。つまり、馬鹿にしたのだ。しかし、動画を見て、同時に優しい人だと直感的に思った。
配信で「そんな汚い言葉使っちゃダメだよ」と冗談半分にコメントしたら、彼は謝ったのだ。そんな、酷い言葉じゃなかったのに。

ここまで誰かを傷つけることを恐れている人っているのだろうか、とその時まるで自分を見ているような気がした。

それが丁度私が大学で卒論を書いていた頃だから、一年半は経っている。その時、少し残念な人だなと思いながら彼の動画を見て、学科のホールで宗教勧誘の如く熱く友人に勧めていたのを覚えている。今思えば少し残念で可愛らしい感じがとても推せたんだと思う。

でも、ある時Twitterというバーチャル世界で彼に「恋人関係にならないか」と誘われた時、知り合ってあまり会話もしてなかったし私は思わず断ってしまった。なんだか、怖かった。

それに当時の私はまだ(いや今もか)性別もグラグラで、本当の私をバーチャルの世界で隠しながら女キャラとしておしとやかキャラで生きていた頃だった。その裏の中の人がこんな、醜女で性別認識もぐらついてる人だと知ったらどんなにこの人は悲しむだろうと思った。

(この辺、なんか女を感じますね。自分にはそういう面も確かにあるんだよね。思春期に散々おじさん世界で生きてたからね。まだ自分の中に偏見がこびりついてる。自分ごと消えちまえ)

あと、この人35より上かなぁと勝手に思っていた。だからその歳でこんなことしてるの少し可哀想だなって見下してもいた。(この辺とかもバイアス酷いよね)

 

彼の活動はとにかく言動不一致が多かった。

バーチャルの世界で人気者になりたいという割にぱっとしたところがない。だって凄くおじさん構文だし。絵文字の使い方、出会い厨おじさんのそれだし。

話しかけられて少し怒ってもいた。身を弁えろとも。

(今思えば私も何様だ、お前って感じだ)

 

 

tanato46.hatenablog.com

 (実はこの記事に出てくる件の彼のことだったりする。安井金毘羅宮怖い)

 

それから一年が経った。

私はVの世界でボチボチ頑張る彼を見守っていた。私はなんだかんだ情が厚い方で、何かがあったところですぐ見捨てる人間でもないのだ。寧ろ、執念深い。ある種の被虐体質持ちだし。特に一度懐に入れて仕舞えば本当に辛くない限り。そこまでめんどくさくない限り。そのかわり、何か大きなことがあって縁を切った後は扉をクローズする。仲直りなんてできない。イチゼロ思考なのは自分でもよく分かってる。

 

私がVキャラとしての男女交際を断って、尚且つ同じ立場のVキャラを辞めてからも一年間、彼は普通に接してくれた。出会い厨だったら絡んでもくれないだろうと思っていたのに。

ここで「何か、違うのではないか」と思った。 

 

私は鍵をかけた裏垢を作った。

いつも自分の家庭環境等書き殴る病み垢があるけれど時々変な人からイイネをもらうのが嫌だったのと、本当の話を本当の自分を誰かに知って欲しかったからだった。家族にもカミングアウト出来ていない私のジェンダーの状態を誰か、少し関係を持つ人に知って欲しかった。どうせ人生の中で会うことがない人達なら気軽に話せるかなと。

表で裏垢に来てくれる人を募ったら彼はいの一番に来てくれた。

 

ここで彼は出会い厨じゃない人だなと思った。

ただ、おじさん構文の生きるのに不器用な人。

時々、そのやり方に生温いと怒りたくなるくらいの。この人、世渡りが苦手なんじゃないかと(どの口で言ってるんだという話だが)

詐欺とかに遭わないか心配になるくらい純朴なのだ。騙されて、それでも怒らずにいいよって言いそう。いや、本当に。大丈夫なのって心配になる。

 

そして同時に去年一年間は私にとって苦痛の日々だった。学校で下世話な男共の声を聞いてノイローゼのような日々の中で、その後何も手を出してこない彼の動画の声はまともな男の人の声で凄く私を安心させた。精神安定剤だった。

だから、私は彼の声をたくさん聞きたかったし、動画をよく聞いてコメントしていた。

 

私はその時からきっと彼のことが気になっていたんだと思う。

そんな私は奥手で深酒をした時にしか、直接彼にメッセージを送れなかった。

今年の正月に、いつもありがとうと送った。本当に貴方の動画には助けられていますと。

 

そして今年に入って4月。

コロナ禍で実家にいて親との関係でメンタルが病んでいたとき(自分の場合は死にたいが口癖なので本当に死ぬ気はなくとも口から出てくる)に、彼が私だけに向けて動画をとってくれた。

「俺も今鬱で辛くて死にたくなることがあるけど、頑張ろう。あと一年も俺の事応援してくれる人が優しくない訳ないじゃん。自殺しないでさ、二人で天国に行こう。自殺したら天国いけないから俺も頑張るから」と、まぁこんな感じだったと思う。

 

一蓮托生という言葉がある。

“善行を積んだ者が大切な人と極楽浄土で同じ蓮の上に生まれ変わること”を意味する。

専ら今ではそれが転じて、どんな転末を迎えようとも運命を共にする、いわゆる、運命共同体の様な意味を持つ。

それでも聞く人が聞けばプロポーズじゃないかと思う。いやプロポーズだろ。

一緒に天国に行こうとか、「地獄で先に待ってる」と同義語だよ。腐女子且つヤンデレ好きからしたらそれはプロポーズだよ。

自殺すんなって相手を約束で笑顔の約束で結びつける行いは呪いだよ。腐女子界隈とオセアニアじゃ常識なんだよ!

 

と、勝手にプロポーズとして認識して。

 

貴方が好きだったと文面で告白した。

結果、あっさり振られた。

 

草である。まこと、草生える

こちらもそれを語られまいと冗談めかしてぼやかした。泣いてなんかいない、泣いてなんかいないんだ。

 

それから、少し経って7月、

深酒して精神安定剤である彼に親関係のことを愚痴りたい、歳上である彼に甘えたい、と思ってしまってDMで話しかけた。そしたら向こうから電話しますかと聞いてきた。元々、彼が精神安定剤だから私は「いいの?」と聞きかえしてしまった。

一度欲してしまえば戻れなくなること、わかってたのにね。

それで何度か先月から今月にかけて彼がお休みで夜更かしする土曜日の夜に長電話をしている。

コロナ禍&地元で友人もいない中、久しぶりに家族以外の人間と話すことが楽しすぎて待ちぼうけ状態になっている。二週間連続電話して、その中で出身地や彼が年下で今年高卒の新卒だと知った。

 

元々、働いてる人にコンプレックスを持っている私。

Fラン四年制大学出て、名前書けば入れる専門学校でバイトもせずただただ勉強しながらツイ廃している自分が情けなかった。

 

「いや、おまプー太郎どころか、

めちゃくちゃ、しっかりしてるやん。」

 

俺も鬱って言ってたの、今思えば学生が社会に入ってしんどいって言ってる奴だった。

彼の話を聞いてるうちに、お互い本来なら出会わなかった人間が出会ってしまった感じがした。

そして電話かける度にいつもセクハラじみた会話をしている。

(これはちゃんと私もするから貴方もしていいし、嫌だったらすぐ言えという約束の元、言ってる)

 

そして下のこと、ジェンダーのこと、私が一通り話してもう曝け出すものがないよねって言った時に、「あと顔写真じゃない」と彼が言ってお互いに写メを送り合った。

私も醜女だったから、振られたとはいえ告白した人間にこんな自分を見せるのも嫌だった。

彼も後で聞いたら自分自身が嫌らしい。テレビ電話してたらお互い画面に映る自分自身に耐えきれず会話にならなかった程だ。

そこで彼は自分は見た目に自信がないと言った。太ってるし目も細い。

でも、私はそこまで気にならない。ちゃんと働いていて、少し抜けていることがあるけど傷つけたかもと言って謝らんでいいこと謝ってくる。ちょっとムカつくこともあるけど、次の週にはごめんって言ってくる。あんたは自分で思ってるよりダメ男じゃないってこと、自分で気がついて。

 

世の中には自分の発言が誰かを傷つけたとも思わず傷つけ続ける男がごまんとおるのに。

 

人間、見た目より中身だ。

所詮、醜女の遠吠えか。

(まぁ、私のように見た目も糞だが中身も糞な人間もいるが)

 

それは、自分の経験則だった。大学で出来た体重三桁の友人はとてもしっかり者だった。ただ、ご飯が好きで作るものもお店並み、というだけだった。一緒に居れば自然と誰もいなくても点滅信号を「次の信号まで待とうか」と止まる関係。

逆に私が大学で出会ったあの子は見目が抜群によくてもモラルに欠ける。一緒に映画見に行って隣でスマホつけてたの、注意出来なかった自分が情けない。点滅信号どころか人が居なかったら赤信号でも渡ってしまうような関係。離れて考えれば彼女は酷い性格だったと思う。

 

全く親友とあの子の性格は正反対だった。

でも、ずっとあの子との日々は強い脳内麻薬で周りが見えなくなって悪い事もしてしまうように染まっていながら、強い快楽に無理を重ねていた。

あの子との一方的な失恋的仲違いを迎えた後、親友と過ごした残りの日々は、失恋の麻薬の禁断症状の様な寂しさと渇望を覚えながらも、安らかな日々だった。人間として正しい、生きやすい日々だった。今でも親友に顔向けできる行動か、この場面で親友ならどうするだろうか、と思って行動することがある。

 

私は見目も良くなければ大して性格も親友まで良くはない。ご覧の通り、差別主義者だろうし。気をつけないとなと思ってはいるんだが。

 

というのも、彼は私の写メを見て脱いでくるように何度か申し出た。「じゃないと恋は始まらない」と。あと、「際どい水着着てよ」とか彼の要求は激しくなっていった。(今思えばここで気がつくべきだった)

それで私は一週怒った。本当に。出会い厨かよ、と。こんな見た目の悪い78キロの女脱がして優越感かよと。一年の恋も覚めかけた。

 

ただ、この前、いつもの調子で深酒して電話かけてしまって、発覚した。

話してまだ未成年のその子(飲酒経験がない天然記念物(これは実は私もそうだった))といつか成人したらお酒飲もうぜと約束した。

しかし、彼は「君を傷つけることになるから」と言った。お酒を飲んだら自分はどんな行動をとるか分からない。襲うかも、と。

「私は避妊するならいいよ」と言った。

本気だった。(酒は入ってたが)

 

私は、彼と出会う遥か以前から、中学生の頃からか、処女を抱えたまま死にたくないと思っていた。だから、ここまで生きながらえている。というか、折角女の身体を持ったのだから性別認識あやふやでも使ってから死んでやろうという考えなのだ。まぁ、こんなもんなのかとどうせなら絶望してから死にたい。そもそも女とも男ともそういう経験なくして死にたくなかった。だから普段から探していたのだと思う。なるべく嫌悪感のない、同じく一生童貞そうな同年代の男に。

だから、これまでも信用おける男に本当に死にたくなったら抱いてもらおうと思っていた。彼はその信用おける人間の一人だ。というか今のところ第一候補だ。その人がたまたま好きだっただけ。好きになれただけ。最近なんか女の方がガチで好きになる事の方が大きかったから、やっと男が好きになれたという安堵もあったのも確かなのだが。

 

女という生き物は死んだ後、処女を捧げた男に背負われて三途の川を渡るという俗信がある。ならば、私は一緒に天国行こうと言ってくれた男と渡りたいと思ったのだ。それに道中、君と居たら楽しそうだから。死んでも笑顔になれそう。力持ちだし私も背負えそう。

 

だが、彼はオフ会して一緒に酒飲んだら理性を失ったら君を襲うかもしれないという。私はお願いして抱いてもらうくらいの立場だと思っている。私は彼に「プライドを持て」とも言った(私も相当酷いな)。心配なさんな、あんたは相当優しい人だよ。若いんだからそのうち恋人も出来るよ、と。

 

そして、いつものように彼は私に脱いで欲しいと言ってきた。

頑なに汚いからと、何度も拒絶した私の身体を彼はそれでも彼は見たいという。そして、自分の行いを問いながら、

「こんなことこそ、出会い厨だよな…それでも君の身体が好きだから。その肉付きが好きだから、安産体型最高だよ、いや安産ってのも子供産む前提だから失礼か、同性が好きで育てるなら養子が欲しい君からしたら」

そう、ふくよかな体型も好きな人(専門ではないらしい)だった。

そして発言が謙虚だな。そういうとこ、もはや人間として好きなんだよ。

 

私は最初、その、最高だよという言葉に理解できなかった。

そして同時に、

あ、世の中で異性愛者の人が同性を好きになる人間なんか居ないだろうって思うの、こういう感覚なのかもしれない。

とも思ってしまった。私もまだまだ偏見だらけなのだとあらためて気づいた。

 

世間では男女性別問わず細い方が好ましくて、肉がある身体を求める人なんて自分に自信がなく同じく自分に自信がない女性を優越感で征服するのかと思ってたから。

 

そこで、私の口から出た言葉は

「つちのこ、って存在したんだ」

 

そのほか物好きとか変態とか色々言ってしまった(いやそれは彼が喜んでたからいいか…まぁ人間一皮剥けば皆変態だし(人間全体巻き込むな))

 

ただ、つちのこっていたんだ。

初めて私の身体がいいって言ってくれた。

 

私は勿体ぶっててもどうせな、という自己肯定感の無さから「汚いよ」といいながら、求められてるなら供給したろうと酔いに任せて下着の写メを送った。本当に汚いと思った。

通話しながら汚いとずっと言ってたら彼は少し怒った口調で「あんまりそれ言うと怒るよ。こんなにいいのに」と言った。

 

「君はかわいいよ、というか君の身体だからいい」とも。

 

今思えばそれ告白以外の何者でもないような。

いや、会話したことのない彼からしたら違うのかもだけど。

 

しかし、私はそれを聞いて戸惑いながら、

生まれてこの方初めて、この身体に産まれてきてよかったのかもしれないと思った。

 

家族に痩せろとかずっと言われたり、嫌な思いしたり、この体型で服も売ってねぇけど。

それでも、

彼のこの身体が好きだから、の一言で全て跳ね返せる気がした。

 

とは言っても痩せないと身体が(主に膝が)やばいんだけどね!

 

セフレとも遠距離恋愛とも友達とも言えないこの関係はどこに辿り着くのだろう。どこにも辿りつかないかもしれない関係かもしれないけれど。

 

私は夢が一つ出来た。

コロナ禍が終わったら私は彼に抱かれに行きたいと思う。

 

この恋といえるのかよくわからない気持ちが覚めていなかったらね。

 

【追記】

彼とそういう話をするようになって数ヶ月、それでも自分は相変わらず街に出れば女の子を目で追うし、相変わらずあの子とデートする夢を見る男の瞬間の自分もいる。

元々彼には自分のことを同性愛者(細かい定義にいえば違うと思う)のように言ってたが、そういうこともあり、彼のことを普通に好きだし可愛いと思うと、バイかもしれん、でもどれも自分だと告げると驚いてたが、それでも受け入れて話聞いてくれてる彼には感謝してる。相変わらず、怒りたくなることも結構あるが。人様に迷惑かけちゃダメだよ。待ち合わせにはちゃんと行こうねとか思う。頑張る彼を陰ながら応援している。というか、そういう所も含め裏表無いから好きなんだって気もする。私と正反対。外交的で、裏表の無い、それでも一生懸命な青年。可愛くないわけが無い。母性本能という言葉自体はどうかと思うが、産んだつもりは無いのだが最早母親目線で大丈夫かしらよそ様に迷惑かけてないかしらと思う。

 

つまるところ結局彼は私のことを好きにはなれんらしい。好きでもない女の体で抜けてしまう気持ちは私も痛いけど分かるからそうだねって言ってしまう。健全な男の子だよって言ってしまう。人を好きになる気持ちなんて強制するものじゃないし。あまりに彼は若いなって思う。

ほんと、一年前に連絡つけなくて良かった。18歳以下との不純交際で犯罪になるところだった。

 

【追々記】

彼との関係に一悶着ついた。

行くところまで行ったらもう彼は私のこと、興味なくなったらしい。だから、見せたくなかった。見せたくなかったけど、私を求めてくれて尚且つ許せる人なんて今後現れないと思ったから見せた。

「乙女解剖」という曲じゃないですけど。


DECO*27 - 乙女解剖 feat. 初音ミク

最近冷たいというか、好きにもならない人を追っかけているのが疲れた。

それでも彼が出演する情報にはいいねを押してYouTubeで見に行って感想を送る。返事はない。既読すらつかない。嫌われてんのかな。寂しいな。電話したいな。

 

【追々々記】

それから数か月、12月初旬、普通に終わったかなと思いながらも連絡した。

別に無視されていたわけじゃなさそうだ。通知切ってるのと忙しいだけだよな。

本当に根は良い子なんだものな、じゃなかったら私人間不信になる。

まこと物理的にも重い人間なのに、想い自体重いから、

ここ数日、痩せようかなとまず初めにカロリー計算して生きてる。

一年後、少しは身軽な人間として君に会いに行けるように。

未来に希望を持って。来年はきっと明るい年だと信じて。

 

【追々々々記】

バレンタインにチョコを送った。生まれて初めて本命チョコというものを贈った。ソーシャルギフトサービスというやつだ。しかし、相手の名前も住所も知らずにリアルチョコを贈れるとはテクノロジーの進歩だ。こんなサービスがあるなんてコロナは悪いことだけじゃないのかもしれない。私がいつもこんなに苦しんでいるんだもの、ハート型の直球缶を家族に見られて少しはあたふたするがよい。

 

【追々々々々記】

前前前世みたいになってきたから、これで最終とする。

2021年3月。ネイリストを変えた。

食えるアロマオイルを進めてきた、占い師に転向すると言ってた前のネイリストさんとの恋バナは「もう脈ないよ諦めちゃいなよ」と言ってきたが、どうやら占いは当たらないらしい。

 

単純に彼の連絡頻度は彼の口下手だった。

嫌われてないみたいで安心した。

今は3週間に1度のネイルの時に、新しいネイリストさんに恋バナ相談してもらっている。

「もうそんなに好きだったら行っちゃいなよGoTOトラベル使ってさ」と言われる。

本当にな、いつ会えるんだろう。

最近は毎日毎朝毎晩連絡してる。ちゃんと返してくれるあたり、脈がないわけではない。

この前「会えないって、遠距離恋愛ってこういうことが大変なんだ」って言ってたし。ちょっと耳を疑ってしまった。この人、今、恋愛って言いました!?

恋愛って、思ってくれていたんですか?恋をしたことがないって言ったのに?

え、待って待って。嬉しすぎる。

数年前、あの子に一方的な身勝手で迷惑な恋をしていた頃このブログを始める前に感じていた麻薬のような幸福感が最近駆け巡る。なんだっけ、セロトニンオキシトシン?所謂、恋愛ホルモンというやつか。

こんなに幸せだと悪いことが起きるんじゃないかって思ってしまう。

ていうか、もう、彼との会話がカップルなんじゃねと思わんでもない。多少、彼の言ってることがよく分からない時があるけれど。

そんな矢先、「じゃあさ、彼にきいてみたらいいじゃない?私達、付き合ってるの?って」とネイリストさんに宿題を出されてしまった。私もそこのところ気になるんだよね。

私が君に振られて一年。私達のこの関係は付き合ってるんでしょうか。

まぁ、今の状態でも十分楽しいからいいんだけどさ。君にめんどくさいと思われたくないし。

 

嫌われたら、また4年前みたいになる。

それだけはもう嫌だ。

 

しかし、ボーイッシュな女の子と恋した後に5歳年下の男に母性を見出すってそれこそ…

平塚らいてうだよな、思想とか業績は深くは知らんけど。

 

五分の子供と三分の女と二分の男を有っているHが、だんだんたまらなく可愛いものになって参りました

か、

少し分かる……。若いツバメはいいぞ。

というか最近Twitterでも話してる子達が年下男子ばっかりでこれでいいのかと思ってしまう。

浮気じゃないもん…、あいつらからのリプライと君からのLINEじゃ嬉しさが段違いに違うもの。天にも昇る気持ちになってしまう。

嬉しさが全身からこう、ぶわッと吹き出すような感じ。声が跳ね上がってしまう。

 

好きだなって思う。そろそろ何で好きなのかよくわかんなくなってきたけど。

でも、お互いに日常の一部になってきている。

しあわせってこういうことをいうのかな〜

 

いつまでもこんな幸せでいれますようにと願うしかない。